新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で様々なことがオンライン化しています。商談もその1つ。これまでの対面式の商談とは違う、ネットを活用した画面越しでの商談に苦手意識が強い人も多いのではないでしょうか?
今回のコラムでは、オンラインでの商談を成功させるポイントを4つ紹介します。
この記事の目次
①オンライン商談に必要な知識「ITリテラシー」
世界的に見ても、日本のITリテラシーは極端に低いと言われています。
コロナウィルス出現前は、「ネットって苦手!」「パソコンってよく分かんない!」とITを避け対面で商談していた人たち(私もそうでした)も、いよいよITリテラシーを身につけなければ時代になりました。
特に、ビジネスの場で行われるオンライン商談において、ITリテラシーの低さは信頼の低下にも繋がりかねません。「苦手!」や「よく分かんない!」を放置する人に信頼はついてきませんよね…。
オンライン商談をするならば
最低限以下の項目はおさえておきましょう。
●快適な接続環境や回線確保の方法
●パソコン、スマホ、タブレットの種類
●カメラやマイクの選び方と使い方
②オンライン商談に必要な能力「チャット対応力」
最も盲点なのがコレ!
チャットへの対応能力です。
必要な情報を必要なタイミングで分かりやすく書ける人って、実はなかなか少ないのだとか。
短い言葉で
分かりやすく
短時間で書く!
日常のメールやSNSなどでも訓練できます。
無意識にただ書くのではなく、短い言葉で分かりやすく短時間で書くことを意識して文字を書いていきましょう!
③オンライン商談に最適な資料とは
これまで使ってきた紙の資料をそのまま使う…これはNGです。
なぜなら、それは対面を前提に作られた資料であり、オンラインで使うことは考慮されていないからです。
●画面に表示するための資料
文字やグラフの大きさは適切ですか?
画面で見てもハッキリ見えるように作りましょう。
●事前に郵送し、オンライン商談で使用する資料
ページ数、項目のタイトルなど説明時に目印となる部分はありますか?
付箋や蛍光ペンで目印をつけて郵送するのも丁寧ですね。
●オンライン商談後に郵送する資料
商談中に話した部分に印をつけると分かりやすいです。
コンプライアンス上の理由で資料へ追記できない場合でも
送付状に一言「〇ページが該当部分です」と書き添えるなど
相手が分かりやすくなる工夫を検討しましょう。
④オンライン商談で好印象な「話し方」
オンラインで上手に話せる人はまだ少ないため
少し上手なだけでも良い意味で目立つことができます。
特に以下の項目を身につけることをオススメしています。
興味があるものから順に練習してみてください。
●目線、表情、身振り手振り
●分かりやすい伝え方の順番
●相手を理解するヒアリング手法
●円滑に進めるための司会進行術
まとめ
偉そうに書きましたが、私は1年前までこれらの必要性すら感じず対面を中心に仕事をしていました。
世の中がオンライン化することに焦りながらも
1つ1つ身につけました。
オンライン商談はビジネスの場です。
何となく分からないままやっていると
あなたへの信頼も低下する可能性があります。
今回紹介した内容の中で気になった項目は
早速身につけていきましょう!
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株式会社シャベリーズ代表取締役
まるっと空気を掴むMC
展示会専門接客トレーナー
丸山久美子