こんにちは!展示会講師の丸山久美子です。
今回のコラムでは難易度が高い小規模ブースの作り方を解説します。
このようなブースの出展者さんにオススメです♪
- 角地ではなく左右を他社に挟まれている
- 1コマサイズの小規模ブース
今回は、3m×3mのサイズのブースを想定して解説しますね!
この記事の目次
アイテムの配置で集客力は激変する!
ブースには様々なアイテムが配置されます。例えば…
- 展示台
- 受付台
- パンフレットラック
- 商談席
- 動画を流すためのモニター などがありますよね。
実は、アイテムの配置によって集客力が変化します。集客できるブースになるか、集客できないブースになるか運命が分かれるというわけです!
私は今まで3,000回以上の展示会で代行接客をしてきました。実際にブース立ち続けて、アイテムの配置によって集客力が変化するのを目の当たりにしてきました。
今回のコラムでは、分かりやすく図解も交えて解説します。
お役に立てましたら幸いです!
集客できないNG例
集客できないブースの多くは、このNGなアイテム配置をしています。
御社のブースが当てはまっていないかチェックしてみてください。
NG1.展示台が奥にある
通路を歩く来場者は、商品やサービスが見たくて展示会場へ足を運んでいます。
そんな来場者にとって、展示台が奥にあるとどうでしょうか?
遠いんですよね…。
思い切って入ってくる来場者は少ないのが現実です。
展示台を奥に配置すると素通りされやすくなるので気をつけましょう。
NG2.受付台やモニターが前にある
展示台が奥にあり集客できないブースほど、受付台やモニターを前に配置している事が多いです。
中央1コマブースの場合、通路からブースへの入口はたった3mしかありません。
受付台やモニターを前に配置すると、入口はさらに狭くなります。
入りにくいんですよね…。
よほど強い関心が無い限りこの狭き門へ足を踏み入れる来場者は現れません。
受付台やモニターを前に配置しても集客力はUPしないのが現実なので気をつけましょう!
NG3.やる気なく見える出展者
集客できないブースでは、商談席に座ってデスクワークをする出展者さんをよく見かけます。
これはやめた方が良いです。通路を歩く来場者からは「やる気のないブース」に見えてしまいます。
そういうブースにわざわざ来場者は近寄りません。
さらに客足を遠ざけるので気をつけましょう!
集客できるブースのアイテム配置
私がコンサルをするブースで徹底している配置例を紹介します。
アイテムの配置によって集客力はUPします。
ぜひ参考にしてください。
集客できるブース1.展示台は前&中央
来場者は商品やサービスが見たいんです。
見たいものが見えやすい位置に置きましょう。
展示台は前に置くのが鉄則!と覚えてください。
さらに、壁につけるのではなく中央に置くのがポイント!
壁につけると隣りのブースの印象と混ざって訴求力が弱くなります。
中央に置く方が「ここのブースはコレを展示しています」と伝わりやすいのでオススメです。
集客できるブース2.受付台は下げる
ここで1つ、考えてみてください。
受付台は、集客力があるアイテムでしょうか?
…ないんですよね。
放っておいても集客力のあるブースや、大規模なブースなら話は別ですが、中央1コマブースにおいて受付台は受付の役割を果たす事はありません。
受付台は受付として使うのではなく、展示台として、または荷物置きとして使うのがオススメ!後ろに下げてしまってOKです。
集客できるブース3.モニターは装飾や接客に使う
モニターで動画を流しても、なかなか集客に繋がらないのが現実です。
動画は装飾の一部として、または接客する時の資料として活用するのがオススメ!
装飾としてならブースの奥に、接客のためなら展示台の後ろや商談席の近くに設置しましょう。
集客できないブースと集客できるブースの違い
展示台、受付台、モニターなど、アイテムの配置次第でブースの集客力は変化します。
ポイントは、来場者の気持ちに寄り添ってアイテムの配置を考える事です。
あなたが来場者だったらどんなブースが良いと感じるでしょうか?
ぜひ、それを形にしてみましょう!
弊社では、集客や接客に強いブースを作る事もできます。もちろん、中央1コマブースでもご相談可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
一緒に集客できるブースを作っていきましょう!
YouTubeでさらに詳しく解説!
アイテムの配置について、さらに詳しく解説した動画もご用意しています。
ぜひご覧ください。