展示会の目標設定のポイント3つ|名刺交換・商談につながる立て方

こんにちは!人だかりを作る展示会講師の丸山久美子です。

この記事では、展示会の目標設定で押さえておきたい3つのポイントを解説します。
名刺交換の目標の立て方から、展示会後の連絡・フォローにつなげるコツまで、次回の出展ですぐに使える内容です。

読み進める前に、考えてみてください。
「もし自分が次の展示会に出るなら、どんな目標を立てるか?」
一度思い浮かべてみましょう。そのうえで読んでいただくと、より自分ごととして考えられるはずです。

展示会でよくある目標設定の例

先日、ある出展企業さんから「3日間で新規コンタクト企業30社」 という目標を立てている、というお話を伺いました。

ざっくり割り算すると、1日あたり10社ですね。

ここで大切なのは、
「何がどうなったら『新規コンタクト』と言えるのか?」を言葉にすることです。

「新規」は、まったく知らなかった方との新しい出会いのことでしょう。
では「コンタクト」とは何でしょうか?
展示会で1日10社と知り合って、その後どうなっていきたいのか。ここをはっきりさせることが、展示会の目標設定の第一歩です。

ポイント①名刺交換の目標は「自分でできること」と「相手次第のこと」に分ける

たとえば「名刺交換を1日10件」という目標を立てたとします。

でも名刺交換は、相手が「いいですよ」と言ってくれて初めて成立するものです。
相手が名刺を持っていなかったり、交換を断られたりすれば、どれだけ頑張っても達成できません。

そこでおすすめなのが、目標を2段階に分けることです。

  • 第1目標(自分でできること)
    「ご挨拶させてください」と声をかけ、名刺を差し出す。これを1日10人に行う。
  • 第2目標(相手の判断で叶うこと)
    1日10人と名刺交換をする。

声をかけるのは自分の行動なので、相手の反応に関係なく、頑張れば必ず達成できます。
まずは自分でコントロールできる目標を立て、その先に相手次第の目標を置く。これが、展示会で名刺交換の目標を立てるときのポイントです。

ポイント②展示会後の連絡につなげるには「連絡しますね」を現場で伝える

「名刺交換だけでなく、展示会後も連絡を取り合える関係をつくりたい」という場合も、考え方は同じです。

実際に連絡が取れるかどうかは相手次第ですが、
「ぜひ連絡を取らせてください」と自分から伝えることは、自分でできる目標です。
可能性を感じた方に、1日10人、自分から伝えてみましょう。

展示会での口約束が「相手の本気度」を教えてくれる

展示会の場で「連絡を取り合いましょう」と約束していても、後日連絡してみたらつながらない……ということは、よくあります。
でも、それでがっかりしないと決めておいてください。そういうものなんです。

大切なのは、展示会の現場で一度、きちんと約束をしておくこと。
約束を守ってくれる人かどうか、相手の行動を確かめることができるからです。

「黙って展示会後にお礼メール」はおすすめしません

名刺だけもらっておいて何も言わず、展示会が終わってから「先日はありがとうございました」とメールする。
私はこのフォローの仕方をおすすめしていません。

もう連絡すると決めているなら、その場で「連絡しますね」と伝えたほうがいいのです。
決めているのに言わないのは、「隠す」行動になってしまいます。
人は、やましいことがあるときや下心が強いときに、隠すという行動をとりがちです。

「連絡しますね」と伝えれば、相手も「この人から連絡が来るんだな」とわかります。
そのうえで、あなたと関わりたいかどうかを相手自身が判断できる。これが大事なんです。

その場の会話が盛り上がっただけのお客さんなのか、本当にこの先もつながりたいと思ってくれているお客さんなのか。
一言伝えるだけで相手の反応が見え、本当の気持ちを確かめることができます。
これは、実際に顔を合わせている展示会の現場だからこそできることです。

ぜひ、堂々とした立ち回りを意識してみてください。

ポイント③展示会の目標は「行動」と「数字」をセットで考える

目標を立てるとき、ついつい数字だけを決めたくなります。
でも、意味を持たない数字は、ただ数をこなすための目標になってしまい、成長につながりません。

大切なのは、
「この目標を達成することで、自分がどうなりたいのか」とつなげることです。

  1. こういう自分になりたい
  2. だから、こういう行動をしよう
  3. そこに数字を当てはめる

この順番で考えるのがおすすめです。
数字から考えがちな方は、ぜひ意識してみてください。

よくある質問

Q. 展示会の目標は、どんな数字を設定すればいいですか?
A. まず「展示会のあと、出会った方とどんな関係になりたいか」を決め、そのための行動に数字を当てはめるのがおすすめです。数字だけを先に決めると、数をこなすだけの目標になりがちです。

Q. 名刺交換を断られたら、目標未達成になりますか?
A. 「声をかけて名刺を差し出す」を第1目標にしておけば、相手の反応に関係なく達成できます。名刺交換の件数は、相手の判断で決まる第2目標として分けて考えましょう。

Q. 展示会後のお礼メールは送らないほうがいいですか?
A. 送ること自体は問題ありません。大切なのは、連絡すると決めているなら、展示会の現場で「後日ご連絡しますね」と先に伝えておくことです。

まとめ|展示会の目標設定で押さえたい3つのポイント

  • 「新規コンタクト」など、目標の言葉の意味をはっきりさせる
  • 名刺交換の目標は「自分でできる目標(第1目標)」と「相手次第の目標(第2目標)」に分ける
  • 展示会後に連絡すると決めているなら、現場で「連絡しますね」と伝える
  • 目標は数字だけでなく、「なりたい自分」と「行動」をセットで考える

展示会は、たくさんのチャレンジができる場所です。
この記事で何か感じたことがあれば、ぜひ次回の出展で試してみてください。

展示会出展に関するコンサルティングや企業研修も承っています。気になる方はお気軽にお問い合わせください。

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