コロナ禍における「新しい結婚式」

こんにちは!
まると空気を掴むMCの丸山久美子です。

本日、2020年11月23日。
コロナなってから初めて司会を担当する結婚式の打ち合わせに行ってきました。

当初3月に予定していた結婚式ですが
12月に延期し間もなく開催予定です。

このブログでは、コロナ禍の結婚式における実際の取り組みを紹介します。

会場は全力で対応している

今回の結婚式場では、入館時の検温・消毒・換気・スタッフの体調管理はもちろん、細部まで様々な感染予防の工夫に取り組んでいました。

率直な感想としては「ファミレスや居酒屋より安全そう」と感じました。

真摯に取り組むスタッフさんの姿勢に胸を打たれました。

コロナ禍で結婚式を挙げる新郎新婦は、ぜひ、式場のスタッフさんが「どれほど本気で感染予防に取り組んでいるのか」も式場選びの基準に加えてください。

ゲストへは事前にコロナ対策を伝える

まず、理解しておきたいことがあります。
「ゲストは本音を言えない」ということです。

・会場ではどんな対策がされているのか?
・マスクは着用していて良いのか?
・式典だからマスクはNGなのか?
・隣りの人との席の距離は? など

多くのゲスト(列席者)は、気になっていてもなかなか口に出して聞けないものだということを理解しておきましょう。ゲストへは、事前に先回りしてコロナ対策案を伝えてください。安心材料を増やしてあげることが大切です。

「お酌はNG」が安全策

新郎新婦の親族が、ゲストへお酌を注いで回る…という恒例のシーンは、コロナ禍での結婚式ではご遠慮いただく会場が多いようです。今回の会場もNGです。これには私も大賛成です。

しかし、多くのご親族が「お酌はすべきもの」と思っているはず。
準備が念入りなご親族の場合、事前にお酌する人を決め、座席表で予習をする人も居ます。

もし「お酌をNG」とする場合は、事前に新郎新婦からご親族へ伝えてあげると良いですね。

新スタイルのデザートビュッフェ

トングなどの共有物は一切使用せず、全てのデザートが個別包装で取っ手つきのカップに入っています。

これまでの結婚式は、新郎新婦がケーキをサーブするなどビュッフェコーナーでゲストをもてなす演出が人気でしたが、コロナ禍のビュッフェは「自分のケーキは自分でとる」スタイル。しかし、これでは新郎新婦がゲストをもてなすことができません。

そこで、私は「新郎新婦による接客」を提案しました。

・〇種類のケーキがありますよ♪
・コーヒーはあちらにあります♪
・テラスも使えるのでどうぞ♪ など

今まで司会者がマイクでご案内していた内容を、今回は新郎新婦にビュッフェコーナーで接客しながら伝えていただくスタイルです。

これなら
ケーキをサーブできなくても
ご案内でおもてなしができますよね!

プチギフトの代わりに写真をプレゼント

配布物(特に食品)を無くすことで、コロナの接触感染を減らすことができます。この理由から、通常お見送りのタイミングで渡すプチギフトは無しにしました。

「プチギフトが無し」だと悲しく感じますが、実はその分費用が浮いているんですよね!

そこで!プチギフト分の予算で、非接触のプレゼントを用意するのはいかがでしょうか?

私が1番オススメなのは
写真をプレゼントすること!

今までの結婚式では、写真を撮るカメラマンは1人が一般的でしたが、予算に余裕ができたなら2人手配しても良いと思います。

その場合は、ゲストで個々の写真を沢山撮ってあげてください。複数人で写る通常の写真だけでなく、その人が1人で大きく映っている写真を沢山撮ってあげてください。

フォーマルな服装でおしゃれした写真って、なかなか撮る機会がないものです。この機会に、おしゃれをしている姿の写真を沢山撮ってプレゼントしてあげましょう!

換気の寒さ対策は事前に準備!

新型コロナウイルスの場合、マイクロ飛沫であるエアロゾル感染を防ぐために換気が有効なので、結婚式場でも換気が行われています。感染予防としては良いのですが、私たちはさらに1歩ゲストの立場で先回りして配慮する必要があります。

イメージしてみてください。

例えば、冬の寒い時期に、窓や扉を開けて換気をするとどうなるでしょう?

結婚式に来る女性の多くは、袖の短い薄い服、スカート、ストッキング、断熱材のないヒールの靴で参加します。結婚式の飲み物は、きちんと冷やされて出てきます。

そう。ただでさえ、冬に換気をするのは寒いのに、結婚式場はさらに寒さを感る条件がそろっているのです!

ぜひ、寒さが予想される場合は、事前にゲストへ伝えてあげましょう。

ちなみに今回の結婚式場では、各席に1枚ずつブランケットを常備してくださるそうです。足りなかったら2枚リクエストしてもOK。私も司会者として、当日寒そうなゲストへは積極的にブランケットをお勧めしたいと思っています。

まとめ

コロナ禍における結婚式は、これまで以上に、ゲストへの思いやりと、先回りして伝えることが重要だと感じています。

これまでの結婚式の良い部分と、コロナへの対応策を上手に融合させ「新しい結婚式様式」を検討してみてください。

結婚式は、お祝いの場であり感謝を表現する場です。
コロナで悲観的になるのはモッタイナイ!

私たち司会者も、会場のスタッフさんも、みんながみんな新郎新婦の幸せを形にしたいと本気で想っています。

明るく楽しく一生の想い出になるよう
「新しい結婚式様式」を考えてみましょう!

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