オンライン展示会の成功のカギとなる“話し方”テクニック

オンライン化は、経済の“新しい生活様式”への対応

緊急事態宣言も解除されて
各自治体が設けていた制限も緩和が進み
経済の再始動が本格化しています。

展示会業界にも
徐々に再始動の動きが出始めました。

とても喜ばしいことであり、私も嬉しいです!
やはり、皆さんと同じ空間で盛り上がるのが大好きな人間ですから(笑)

オンライン化は加速中

ただ、経済の再始動の中でも
オンライン展示会をはじめ
オンライン商談会
オンライン就活など
経済活動のオンライン化への動きは
一層加速しているように見えます。

オンライン化は、
アフター・コロナ時代における
“新しい生活様式”への経済活動として
もはや不可避な流れになりつつあります。

オンライン化
できていますか?

皆さんはいかがでしょうか?

「徐々に元通りになる」
「きっと一過性のことだ」と傍観して
対策が疎かになっていませんか??

大企業から零細企業まで
皆が横並びで手探りな状況です。

だからこそ
販路拡大・競争力強化のために
今動くことが重要と思います。

オンラインでも話し方は必須項目

私のもとにも
オンライン関連の相談や
指導依頼が増えています。

オンライン商談での話し方や
オンライン展示会での説明方法
会社紹介用の動画の映り方など…

どれほどITが進化しても
必ず人の存在感が必要になります。

私と一緒に
オンラインの話し方を磨きませんか?

では、今回もオンライン展示会で有効な話し方のテクニックを紹介していきます。

オンライン動画話し方のポイント

自粛期間中に、オンライン飲み会などを体験された方もいるでしょう。
されなかった方も、テレビでリモート収録の様子を目にしていると思います。

※私は先月の誕生日に
サプライズでリモート誕生日会を
開いてもらいました!( *´艸`)

このように
オンラインで人と会う事が増え
気になり始めた事があります。

それは、
画面ごしに感じる印象が
人によって全然違う事です。

画面越しの印象を意識しよう

例えば…
顔が常にアップの状態で
圧迫感を感じる人がいたり

二重顎が目立って
実物よりはるかに太って見えたり

洋服の襟回りがヨレヨレで
だらしなく見えたり…。

オンラインでは
画面上に映るもので
印象が決まってしまいます。

オンライン展示会や
オンライン商談など
ビジネスの場ならなおさら!

閲覧者に好印象を残し
商談・販路拡大へ繋がるよう
画面越しの印象も意識しましょう。


ここからは、オンライン動画で好印象を与える話し方テクニックを2つ紹介します。

(1)はじまりの目線は絶対外すな!

(2)終了の練習は入念に!

では、進めていきますね!

はじまりの目線は絶対外すな!

ビジネスのスタートは“挨拶”です。

挨拶の所作を通して
信頼できる人間かを判断される
と言っても過言ではありません。

これは
オンライン上でも同じです。

むしろ、オンラインでは「画面」を通じて正面から観察されているので、より一層意識することが必要です。

アイコンタクトをすべし!

基本的に
画面に映るのは
あなたの顔のアップです。

つまり閲覧者側に立つと
あなたをの印象を判断する材料は
顔(表情)しかないことを意味します。

(身振り手振りのお話はまた別の機会に)

だからこそ
“はじまりの目線”は重要!

しっかりと
アイコンタクトを届けて
はじまりの挨拶をしましょう。

アイコンタクト…できてる?

ここで、1つ質問です。

オンラインで会話を始めるとき
どこを見て話していますか?

もしも
「パソコン・スマホの画面」
と答えた方は要注意です。

なぜなら、
画面にカメラは無いからです。

アイコンタクトをするためには
カメラを見なければいけません。

ここが、リアルとオンラインにおける話し方テクニックの大きな違いです。

アイコンタクトが無い人の印象

アイコンタクトをせず
画面ばかり見ていると
下を向いて話しているように見えます。

下を向いて話す人は
自信がなさそうだったり
頼りなさそうな印象になります。

これでは
どんなに内容が良くても
商談は良い方向に進みません。

アイコンタクトに見せるコツ

画面ではなく
カメラを見て話しましょう。

パソコンや外付けカメラは
とても小型化しているため
見ながら話すのは難しいです。

しかし
諦めてはいけません。

どんなに小さくても
カメラを見て話さなくては
アイコンタクトが出来ません。

オンライン化への修行だ!
と思って練習しましょう!

アイコンタクトを練習しよう!

撮影機能を使うと
相手からどのように見えるか
確認できるのでオススメです。

自然体のつもりでも
寄り目になっていたり

カメラを意識し過ぎて
前傾姿勢になっていたり

自分が話す姿を見て
落ち込むこともあるでしょう。

しかし
諦めてはいけません。

オンライン化への修行だ!
と思って練習あるのみ!!

NHKのアナウンサーや
流行りのYoutube動画なども
参考になると思います。

▼丸山久美子のYoutube動画もぜひ♪

何度も練習を繰り返して
自然なアイコンタクトを目指しましょう。

アイコンタクトでの挨拶は
閲覧者に好印象を残ます。

ライバルに差をつける
重要なテクニックです!

ぜひ取り入れてください。

終了の練習は入念に!

オンライン動画は
最後まで気を抜けません。

とくに終了する場面は
練習をしておく必要があります。

なぜなら
終わり良ければ総て良しですが

終わり悪ければ総て水の泡…
全体が台無しになるからです。

残念な終わり方の例

いくら笑顔で話していた人でも
終わり方がこうだと残念…

実際に
オンライン上でよく見かける
残念な終わり方を紹介します。


■どアップの真顔

「ご静聴ありがとうございました」

終了の決め台詞を言ってお辞儀して
ほっと一息…

その直後!

画面には
カメラを切ろうとする
どアップの真顔!!!

さっきまでの笑顔はどこへやら…


■どアップの頭頂部

「ありがとうございました~」
と頭を下げながら終了する…

一見よさそうに思う
この終わり方ですが要注意!

頭を下げたまま終わると
あなたの頭頂部が丸見えに!

分け目の乱れ
染め色のバラつき

光る汗や
場合によっては地肌まで…

特に普段は見えない部分は
どアップで画面に映ると
強烈な印象を与えます。

気を付けましょう。


使うツールによっては
終了時の画面がそのまま数秒間
表示され続けることもあります。

こうならないためにも
しっかり終了の練習をしましょう!

終了ボタンの押し方

◎いちばん好印象な方法

終了ボタンにカーソルを合わせる

終了する旨とお礼を伝える

カメラを見たまま笑顔の状態で
終了ボタンを押す

「ありがとうございました~…」
この「…」のタイミングで
カメラ目線のまま笑顔で終了すると

相手の画面には
笑顔でアイコンタクトをした状態の
好印象なあなたの顔が残ります。

ポイントは
終了ボタンにカーソルを合わせてから
最後の挨拶をすること。

くれぐれも
間違えて終了ボタンを押さないよう
必ず事前に練習してください。


ほかにも

補助員をスタンバイさせて
終了ボタンを押してもらったり

お辞儀の後に
「では失礼します」と
終了ボタンを押すための
ワンアクションを入れたり

方法はたくさんあります。

手を抜かずに練習を

内輪のオンライン会議であれば
「あれ?どうやって切るの?」と
笑いをとっても問題ありません。

ですが、
オンライン展示会や
オンライン商談では許されません。

リアルの場面であれば
あなたも相手も
終了後に片づけをします。

しかしオンラインでは
画面を閉じるだけなので

終了ボタンが押されるまで
じっくり画面を見れる状態なのです。

最後までスムーズに
スマートに終わらせること。

終わり良ければ総て良し!
終わり悪ければ総て水の泡…

大げさに感じるかもしれませんが
ここまで話し方に気を使えると
あなたへの信頼度も高まります。

ぜひ取り組んでみてください!

まとめ

はじまりと終わりが締まると
全体が締まって見えます。

はじまり方

目線は絶対に外さない!

カメラを見て話す練習をして
自然なアイコンタクトからはじめましょう。

終わり方

終わり良ければ総て良し!

スマートに場を締められるよう
終了ボタンにカーソルを合わせ
素敵な笑顔を残しましょう。


オンライン展示会や
オンライン商談は
ビジネスの新しい形です。

ゆえに、
本編の内容に慣れるまでは
苦労を重ねることでしょう。

しかし
それはあくまで
こちら側の都合です。

相手や閲覧者にとっては
関係のないことです。

プロとして
プロらしく
画面上で振る舞うことが求められます。

その第一歩が
はじまりと終わりを締めること!

好印象を与える
オンラインの話し方を身につけ
商談・販路拡大につなげましょう!

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