こんにちは!
人だかりを作る展示会講師の丸山久美子です。
今回のコラムでは
展示会での声がけの中でも
来場者が逃げる声がけとして
NGな例を具体的に紹介します。
この記事の目次
声がけ時に会社名を言うのはNG
弊社は株式会社シャベリーズといいます。
例えば弊社が展示会に出展したとして
このような会社名を言う声がけはNGです。
「株式会社シャベリーズで~す」とか
「シャベリーズで~す」とか…
え!何でダメなの!?と思いますよね。
主な理由は3つあります。
理由1:会社名の集客効果は低い
御社の名前がものすごく有名で
かつ集客効果があるなら話は別です。
しかし、弊社を始め出展企業の多くは
会社名を掲げても集客効果は低かったり
全く効果が無い場合がほとんどです。
展示会で来場者に声をかける目的は
立ちどまってほしいから…
つまり、集客をするためですよね。
集客に効果が低い会社名を言うと
目的と逆の行動をする事になるのです。
私達にとって会社名は大切なものです。
しかし、こと展示会での声がけでは
目的への効果的な方法を最優先する事が大切
と覚えておきましょう。
理由2:宣伝効果は無いに等しい
会社名を言えばせめて宣伝になるはず!
と考えている出展者さんは多いと思います。
しかし、残念ながら
声がけ時に会社名を言っても
来場者の耳にはほとんど届きません。
何か会社名を言っている…
と感じる程度には届きますが
「シャベリーズ」と聞き取ってもらえる事はほぼ無いのです。
来場者の気持ちになって
展示会場を歩いてみると分かります。
周りの音や警戒心の方が上回り
会社名を明確に聞き取れる事はほぼありません。
特に、人間は
知らない言葉を突然耳にしても
上手に聞き取れないものです。
こちらは宣伝できているつもりでも
現実はいかがでしょうか?
現実に合わせた判断をする事も
展示会で成果をあげるためには重要なのです。
理由3:売り込まれる!と警戒される
来場者の本音はこうです。
自分のタイミングで立ちどまり
自分のタイミングで展示品を見て
自分のタイミングで話を聞きたい
しかし、私達が声をかけるタイミングでは
まだ来場者は
立ちどまりたいとすら思っていません。
そんな状態の来場者へ
いきなり会社名を伝えてしまうと
ビジネスモードが強すぎるのです。
来場者はまだビジネスモードではありません。
立ちどまったらビジネスの話しをされる!
余計な売り込みをされるかも!と感じて
そそくさと足早に去ろうとするのです。
声がけNG例をYouTubeでも紹介中
今回は「会社名を言うのはNG」
というテーマを深堀しましたが
実は他にもNGな声がけ方法があります。
YouTubeで紹介していますので
興味がある方はこちらも合わせてご覧ください。