こんにちは!
展示会講師の丸山久美子です。
今回は、英語が苦手…と自覚がある出展者の皆さまへ向けて、外国人来場者への接客方法を紹介します。
実は私も英語が苦手です。
学生時代、英語のテストは8点とか14点とかを連発していました(汗)
数年前「世界の展示会を研究したい!」と1人でドイツへ行ったのですが、ホテルで朝食を食べたいと伝えようとしたところ「モーニングイートプリーズ」と言い、伝わらなかったりしました。(私的には本気の英語…)
そんな私でも、展示会の現場に立っていると海外の来場者から話しかけられることが多々あり接客しなければなりません。
3000回以上の展示会に立ち、試行錯誤してきた結果、外国人来場者へは今回ご紹介する3つの方法がオススメだと感じています。
英語が苦手な出展者の皆さま!
3つの内1つは御社でも実施できる方法があると思うので、お役立ていただけますと幸いです。
この記事の目次
①ブースに常駐してもらう
最も安心できる方法が、英語が話せる人にブースに常駐してもらう方法です。
しかし、いくつかポイントもあるので紹介します。
人材について
常駐してもらう人は、御社の社員さんで、かつ英語が話せる人が適材です。
展示している製品やサービスの知識がありますし、その後の連絡も迅速に着手する事ができるからです。
しかし、社内に適した人材がいなかったり、遠方などの理由で常駐は難しい場合があります。
その時は、外注依頼も検討しましょう。
弊社でも英語対応可能な人材は居ますのでお気軽にご相談ください。
人数について
1人ではなく2人以上がオススメです。
仮に英語が話せる人が1人の場合、昼食やトイレ休憩でブースを離れる際に、英語対応者が不在になってしまいます。
2人いれば必ずどちらか1人が常駐できるのでオススメです。
1人しか常駐できない場合は…
とはいえ、1人しか常駐できない場合もありますよね。
その場合は、ブースを離れる際には、必ず音が鳴る状態に設定してスマホを持ち歩いてもらうようにしましょう。
いざ外国人来場者が来て英語対応が必要になった時、担当の人に電話をしても、マナーモードで気付かなかった…というケースが現場ではよく起こります。
このような状況を防ぐためにも、ブースから離れる時は音が鳴る状態にスマホを設定する事をルール化しておくと安心です。
目印について
お互い知った者同士なら必要ありませんが、他部署であったり勤務地が異なる場合や、外注で依頼している場合は、英語が話せる人に目印を付けておくと安心です。
- 専用の服を着る
- スーツにポケットチーフを入れる
- 首にスカーフを着用する
- 腕章をつける など
パッと見て分かりやすい目印を付けておくと「いざ!」という時にすぐ見つけられるのでオススメです。
②会社で待機してもらう
英語が話せる人が展示会場に常駐できない場合は、いつでも連絡がとれるよう、会社で待機してもらいましょう。
もちろん、電話が繋がりやすいようスマホの音を設定してもらったり、外出や会議は入れずにデスクワークをして過ごしてもらうようにすると安心です。
③後日対応する
最も現場で多いのはこのケースです。しかし、実際はこれがものすごく難しいのです。
なぜなら、後日対応するためには現場で来場者とコミュニケーションをとらなければならないからです。
英語が苦手なのに、どうやってコミュニケーションをとれば良いのでしょうか?
オススメの方法があるので紹介します。
伝える内容を整理する
まず、後日対応するためには、いくつか来場者に伝えなければいけない事があります。
- この場に英語で対応できる人材が居ない
- 英語ができる担当者から後日連絡をしたい
- 連絡先を教えてほしい(名刺がほしい)
最低限、この3点を伝えなければなりません。
話すのではなく見せて伝える
伝える=英語を話すというイメージがあるかもしれませんが、話す以外にも方法はあります。
それは「見せる」という方法です。
英語を話すのはとても大変です。文章を暗記して、実際に声に出すためには度胸も必要です。発音が悪くて聞き返されるかもしれません。再度言うにも度胸が必要です。
そんな大変な思いをしなくても、伝わればOKなのですから、ぜひ「見せる」という方法を試してみてください。
伝えたい内容を紙で用意する
準備はとても簡単です。
伝えたい内容を整理する→英語に翻訳する→印刷する→ブースに置いておく
この準備をするだけで、英語が話せなくても外国人来場者とコミュニケーションがとれます。
無理に話さなくても良いので安心しますよね!
YouTubeで+2つポイントを紹介
ここまで紹介した内容に加え、YouTubeの動画ではさらに2つのポイントを紹介しています。
ぜひ動画もチェックしてみてください♪