こんにちは!
展示会専門接客トレーナーの丸山久美子です。
今回は、展示会の集客を実現するタペストリーのポイントを紹介します。
作り方を中心に集客力を高める設置のコツも
実例を交えて解説していきます。
●出展社:株式会社東陽理化学研究所様
●展示会:機械要素技術展
●タペストリーを刷新して集客力を高めたい
●出展前に2回私とのコンサルティングを実施
この記事の目次
集客力のあるタペストリーの作り方
見込み客に刺さる言葉を入れるべし
よく「キャッチコピー」と呼ばれていますが、展示会で出会いたい見込み客に刺さる言葉をタペストリーに入れましょう。
来場者の多くは歩きながらタペストリーを見ます。
長い文章ではなく、端的にパッと一目で見て読める言葉にしましょう。
ちなみに今回は
世界が認めたアルマイト
という言葉にしました。
絶対条件!文字は通路から見える大きさにすべし
来場者の多くは展示台に近づいてきません。通路を歩きながらタペストリーを見ます。
集客のためにタペストリーを作る場合、文字の大きさは最低でも通路から見て読める大きさにしましょう。
ブレそうになったら修正すべし
綺麗、カッコイイ、目立つ…など、タペストリーを作るときにはついつい全体のデザインが気になるものです。しかし、今回のように「集客するためにタペストリーを作りたい」という目的があるなら、そこからブレてはいけません。
タペストリーが完成するまで、何度もブレる瞬間が訪れます。今回のコンサルでも何度もブレを修正しました。ブレること自体はよくあること。大切なのはブレたことに気づいて修正できるかどうかです。
デザイン会社へも意図を共有すべし
タペストリーは何度かお世話になっているデザイン会社へ外注するとの事なので、コンサル中にデザイン会社様に合流いただきました。
「なぜタペストリーを作りたいのか」「タペストリーを見た来場者にどう感じさせたいのか」などコンサルで立てた戦略も共有。
タペストリーを外注する際は、デザイン会社様へも意図を共有しましょう。
集客力を高めるタペストリー設置のコツ
設置場所は現地で修正すべし
完成したタペストリーを最大限活用するためには、実際の展示会現場で仕上げ作業が必要です。
その仕上げ作業とは
「1番目立つ位置に設置すること」!
綺麗で落ち着きが良い位置ではなく
来場者から見て1番目立つ位置です。
▼よくあるパターンがこの位置。
展示台の奥の壁に設置するパターンなのですが、今回の展示会ではこの位置だと見えにくいため、このように設置位置を変更しました。▼
実際の展示会現場で確認したところ、画像の左側に大きな通路があり多くの来場者は左側から歩いてくることが判明。だから、このように横の壁にタペストリーを移動。
タペストリーは、落ち着きの良い位置ではなく、1人でも多くの来場者の目にとまる可能性が高い「1番目立つ位置」に設置しましょう。
タペストリーで集客は激増する!
タペストリーの位置を変更して1分足らずで1人の来場者が立ちどまりました。タペストリーを見た来場者が質問してきてくれました。「世界が認めたってどういう意味ですか?」と。
タペストリーの集客力が発揮された瞬間です。
このように、集客できるタペストリーを作り適正な位置に設置すれば来場者の興味関心を引くことができるのです。
出展者様からの感想
●Wさん
今までは出展前に接客を軸にした戦略を立てるという発想自体が無かった。コンサルを受けたことで戦略は必要だと分かった。コンサルは有意義だったし、展示会の接客に興味がわいた。もっとレベルを上げたい。新規顧客を獲得できるよう、今回学んだことを活かして展示会に挑み続けていきたいと思います。ありがとうございました!
●Tさん
これまで何度も展示会へ出展していたが、接客を軸に戦略を立てることはしていなかった。戦略の必要性が分かりました。もっと学びたいし、もっとレベルを上げたい。営業教育の観点でも非常に有意義でした。丸山先生とお会いできてから、考え方や営業スキルがアップしています。今後ともご協力をお願いしたいと思います。
まとめ
集客力を高めるタペストリーの作り方と設置のコツを紹介しました。特にデザインを作る段階で軸がブレることが多いのでスタートが肝心です。集客力のあるタペストリーが1本作れれば、その後の展示会で使いまわすこともできます。タペストリーを作る際の参考になれば幸いです。
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