![ブース前に人だかりを作る方法!動線を活用した集客術](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/写真-2022-06-22-20-11-56-1.jpg)
こんにちは!
展示会専門接客トレーナーの丸山久美子です。
今回は、集客術を紹介します。
かなりマニアックな方法なのですが
2、3名体制のブースには役立つ方法です。
最近はコロナ禍でありつつも
来場者数が増えてきています。
効率良く集客できれば
より多くの来場者と話すことができます。
今回紹介する手法で集客したところ
たった15秒で人だかりを作ることができました♪
ぜひ、2,3名体制のブースで
お試しいただけたらと思います。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/写真-2022-06-22-20-11-56-1-540x720.jpg)
●出展社:株式会社信電舎様(江戸川区共同出展ブース)
●展示会:機械要素技術展
●目標:効率良く集客する+接客力を向上させる
●出展前:共同出展者向けセミナーへ説明員全員ご参加
●出展当日:私が現地で接客トレーニングを実施
この記事の目次
効率の良い集客は動線の確認から始まる
ブースの位置
今回のブースは江戸川区共同出展ブース内の右角でした。
この濃いグレー部分です。
点線は共同出展ブースの外枠を表しています。
周りには他の企業のブースがありました。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド1.jpg)
動線を確認する
展示会が始まったら動線ができます。
動線とは、人が歩く流れのことです。
私が現地へ到着したタイミングでは
2本の動線ができていました。
1本目:ブース前を左から右へ流れる強い動線
2本目:ブース横に弱めの動線
強い方をメイン動線、弱い方をサブ動線と定義します。
図で表すとこんな感じです。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド2.jpg)
動線は現場で確認する習慣を!
展示会の動線は1日に何度も変化します。
会場内でセミナーが開催されたり、近隣ブースが賑わったり…様々な条件で動線は常に変化します。
展示会場で集客を効果的に行うためにも
動線は常にチェックしてください。
よくあるNG例は
フロアマップで動線を決めること。
ブースの前に大きい通路があるから
これがメイン動線だ!と決めてはいけません。
通路の大小ではなく
実際の人の流れで判断してください。
フロアマップはただの地図です。
動線は現場でしか分かりません。
そして1日に何度も変化するので
現場では動線を意識する習慣をつけましょう。
動線をもとに集客に最適な位置を探す
あなたならどこで集客する?
先ほど紹介したブース位置と動線の場合
集客に最適な位置はどこだと思いますか?
下図のA・B・Cから1つ選んでみてください。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド3.jpg)
最適な位置はAでもBでもない
多くの人がAまたはBを選択したと思います。
しかし、AもBも最適な位置ではありません。
「え!?メイン動線上なのに!?」と思いますよね。
そこがポイント。
メイン動線上「だから」ダメなんです。
メイン動線上は集客の激戦区
なぜABは最適な位置ではないかというと
メイン動線上は集客の激戦区だからです。
周りのブースを見渡してみてください。
あなたと同じように
メイン動線で集客しようと人が立っていませんか?
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド4-1.jpg)
この状態は来場者から嫌がられます。
声をかけても無視されやすくなります。
メイン動線は集客激戦区になりがち。
激戦区では勝率は下がります。
わざわざ激戦区で戦う必要はありません。
ただし、
もしも他社がいなかったらチャンス!
その場合はAが最適な位置になります。
今回の現場は
他社がメイン動線に立っていたので
その状態の解説として進めさせていただきますね。
まず集客すべき位置はC
というわけで、
メイン動線が激戦区になっている場合
集客に最適な位置はCとなります。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド4.jpg)
目立つ展示物やキャッチコピーを置いたり
瞬発力のある説明員さんを配置するのがコツです。
サブ動線から効率良く集客する方法
まずはサブ動線で人を集める
サブ動線は来場者が少ないと思います。
だからこそ、
少しでもブースを気にかけた来場者には
瞬発力を意識して声をかけましょう。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド5.jpg)
Cが声をかけ1人目が立ちどまってくれたら、
さり気なくBの辺りまで話しながら移動します。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド6-1.jpg)
サブの1人目を軸にメインからの集客開始
このCの位置で接客をしていれば
メイン動線の来場者の視界に入ることができます。
メイン動線は集客の激戦区。
他社が声をかけまくるほど
来場者の心は疲弊します。
来場者は、自分で気になるブースを見つけたいのです。
だから、Cの位置で接客して
来場者に見つけてもらってください。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド7.jpg)
メイン動線で声をかけるタイミングは
来場者がCの接客に気がついてからです。
来場者が自ら見つけたブースである
という事実ができるまで
AとBは声をかけずに待機します。
来場者がCの接客を見つけ
ブースを気にかけたタイミングで
AかBが声をかけましょう。
驚くほどすんなり立ちどまって
話しを聞いてくれますよ♪
人は人の居るブースに集まる
あとはご想像の通りです。
Cを起点にBを作れば
それに気づいた来場者は自然と立ちどまります。
![](https://shaberrys.com/wp-content/uploads/スライド9.jpg)
人は、人が居る所が気になるものです。
ラーメン屋さんとかってまさにそうですよね!
行列ができている店は気になる…
1度は食べに行きたくなるものです(笑)
展示会も同じ。
人の居るブースに来場者は集まります。
集客できたら接客で見極めて!
最後に肝心なことをお伝えします。
集客ができても喜んでいてはいけません。
きちんと接客をして見込み客か見極めてください。
あなたの貴重な体力を
誰だか分からない人への接客に使わないこと。
展示会の貴重な時間を
誰だか分からない人への対応に使わないこと。
必ず集まってくれた来場者と会話をして
見込み客かどうかを見極めてください。
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