実例 | 接客効率を高める来場者への第一声

こんにちは!
展示会専門接客トレーナーの丸山久美子です。

「効率良く接客できるようになりました!」

今回レクチャーさせていただいた
ブースの担当者様から嬉しい感想をいただきました。

ポイントは
第一声を変えたこと。

御社の場合は
どんな第一声が作れそうですか?

コラムを読みながら
ぜひ考えてみてください♪

〇●今回ご紹介する実例●〇
河淳株式会社様のブースの取組み
・栃木県共同出展事業にてご出展
・8月:1時間の個別コンサルを実施
・10月:ホスペックス2022へご出展
・11月:共同出展全社の取組発表を実施

来場者に無視される原因は、第一声

一生懸命、来場者へ声をかけても
立ちどまってもらえない。
無視される。

その主な原因は
第一声で言っているセリフにあります。

来場者がブースの前を通るのは数秒です。

その間に目に入る物と
聞こえてくる声が印象の判断基準。

聞こえてくる声といっても
第一声の言葉くらいしか聞きとれません。

つまり、
「第一声で何を言うか」は
実はとても重要なんです!

第一声、大切にしていますか?

ほぼ全ての出展者さんは
無意識に第一声を発しています。

これは非常にもったいないです。

第一声の良し悪しで
無視して通り過ぎるか
立ちどまるかが分かれます。

「第一声に何を言うかなんて
 今まで考えた事もなかった。」

皆さんこうおっしゃいます。


第一声は結果に直結します。

何を言うか?

大切にしていきましょうね!

第一声のビフォーアフター

では、
今回の河淳株式会社様ブースを例に
第一声を具体的に紹介します。

ビフォー:「いらっしゃいませ」

私「展示会では来場者に声をかけていますか?」

担当者様「はい、声をかけています。」

私「どんなセリフで声をかけていますか?」

担当者様「いらっしゃいませ~が多いですね」


コレは8月の個別コンサルで
担当者様と交わした会話です。


実は
「いらっしゃいませ」というセリフは
来場者にとても無視されやすいです。

私がブースに立つ時は
「いらっしゃいませ」は封印します。

それほど無視されやすい言葉なんです。

通常のビジネスシーンなら
「いらっしゃいませ」で良いですが

特殊な場所である展示会場では
勝手が違うという事をおさえておきましょう。

第一声では展示品を端的に説明すべし

ブースを通り過ぎるたった数秒間で
来場者の関心を引く必要があります。

第一声では
展示品を端的に伝えましょう。

ブースには
何を展示しているか?

ココに置いてある物は何なのか?

通り過ぎる間に聞き取れるほど
端的な言葉で伝えてください。

余計な言葉は付け足さず
「●●で~す」
と端的に伝えましょう。

アフター:「配薬カートです」

今回の河淳ブースでは
薬を管理しながら運べる
配薬カートを展示しました。

だから
第一声のセリフはコレ↓

「配薬カートで~す」

みじかっ( ゚Д゚)

と感じるかもしれませんが
これくらいが丁度いいです♪

実際に効果もあって
担当者様も喜んでいらっしゃいました!

見込み客だけが分かる言葉を使う

ちなみに、
この「配薬カート」という言葉は
限られた人だけが使う専門用語です。

河淳ブースでは
あえて、この業界用語を使いました。

なぜか分かりますか?

見込み客かを判別するためです。

「配薬カート」
という業界用語が通じるなら
見込み客の可能性あり!

通じないなら
見込み客の可能性なし。

このように
あえて、業界用語を第一声に使い
見込み客か判断する事もできるのです。

第一声を変えた結果、効率UP!

「第一声を変えたら、
 効率良く接客できるようになりました!」

ブース担当者様から
嬉しい声をいただきました。

多くの出展者が
意識せず、何となく第一声を発しています。

「いらっしゃいませ」など
ビジネスシーンでよく使う挨拶ではなく
来場者の耳に届く言葉を発してみてください。

無視される事も減りますし
見込み客と出会うチャンスも広がります!

ぜひ
お試しくださいね♪

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