こんにちは!
展示会専門接客トレーナーの丸山久美子です。
今回お届けするのは
展示会のブースへの集客術の中でも
意外と盲点な「側面」についてです。
現場の写真と共にご紹介しますね(*^^*)
この記事の目次
意外と盲点!横からの集客
3,000回以上、現場で接客を経験して
気がついたことがあります。
それは、
来場者は横からもやって来る
ということです。
当たり前じゃん( ゚Д゚)
と思うかもしれませんが
コレ本当に意外と盲点なんです。
よくある展示品の並べ方
例えば、
あなたのブースが角小間で
この黄色い部分だとします。
展示台に商品を並べるときは
ブースの中から見て並べるか
前から見て並べる人が多いです。
この並べ方は
正面からの見え方を
重視していますよね。
正面から見やすく並べるのは大切です。
しかし、
展示をキッカケにブースへ集客したいなら
さらに良い方法があるのです。
集客に効果的な商品の並べ方
集客に効果がある並べ方をしたいなら
横からの見方も意識しましょう。
なぜなら
このブースの場合
来場者の多くは横から来るからです。
横から来る来場者に見えるよう並べる
↑
これこそ
集客に効果的な商品の並べ方になります。
横からの集客を高めるコツ
ポイントは
横から来る来場者に見えるよう並べる
ことでした。
具体的に
どのようにやれば良いのでしょうか?
先日の展示会で
実際に指導した内容に沿って
写真つきで紹介していきますね♪
来場者として歩いてみる
「来場者になったつもり」で
実際に会場を歩いてみましょう!
スタート地点は
あなたのブースの近くにある入り口。
そこから会場へ入った来場者は
どんなルートでブースへ辿りつくでしょうか?
実際に歩いてみましょう!
通路からの見え方を確認する
来場者が歩くであろうルートから
自分のブースを見てみてください。
どのくらいの距離から
どんな風にブースが見えますか?
↑この写真は、
設営日の現地トレーニングの様子です。
(左:私/右:出展者様)
来場者として歩いてみると
このくらい離れた位置からブースが見えました。
残念なことに
綺麗に並べたはずの商品は
ほとんど見えなかったのです。
理由は、パンフレットラック!
商品を隠してしまっています。
このように、
実際歩いて見てみると
新たな発見が沢山ありますよ♪
側面でも訴求する!
通路から見ると分かるのですが
意外にも「側面」がよく見えます。
集客に効果的な展示をしたいなら
正前からの見栄えを整えるだけでなく
ぜひ、側面も活用してみてください。
放置するのはモッタイナイですよ♪
実例 | 効果的な側面の活用方法(柏商工会議所ブース)
では、
実際に側面の活用に取組んでいただいた
3社様の例を紹介したいと思います。
1.A4用紙に印刷して貼る
先ほど視界を妨げていた
パンフレットラックを後ろへ下げ
空いた側面を有効活用しました。
設営日に1度オフィスへ戻り
A4用紙に印刷&ラミネートして完成!
ラミネートを持っていない場合は
しなくてもOKですし
印刷する余裕がない場合は
手書きでもOKです♪
2.展示台に直に文字を貼る
こちらのブースは
通路から見たら
前面と側面がよく見える事が発覚!
展示品の特徴を
文字で貼り付けることにしました。
今回はステッカーを作成しましたが、
100円ショップやホームセンターで売っている
ビニールテープや
マスキングテープとかでもOKです。
通路から見える大きさの文字になるよう
チェックしながら貼ってくださいね。
3.壁やのぼりで高い位置を有効活用
端っこのブースで壁がある場合は
壁に文字を貼ると目立ちますよ♪
また、
のぼりも高さが出るので便利です。
こちらのブースでは
左から歩いてくる人への対策=壁
右から歩いてくる人への対策=のぼり
という形で仕上げました。
左右どちらの通路から歩いても
キーワードや商品の特徴が見えると
集客に効果的なブースが作れますよ♪
まとめ
今回のブースの全体像がこちらです。
側面を活用することで
集客を効率よくおこなう事ができます。
ぜひお試しください(*^^*)!
●ブース:柏商工会議所共同出展ブース
●展示名:高機能素材Week2022(プラスチック展)
●開催場所:幕張メッセ
●支援内容
・出展前:集合型セミナー
・設営日:現地トレーニング
展示会支援をご希望の方は
こちらの内容もご覧ください。