展示会プレゼン中に名刺情報をスムーズに獲得する方法

こんにちは!
展示会専門接客トレーナーの丸山久美子です。

前回ご紹介した「呼び込みとプレゼンのコツ」へ
数名の読者様から嬉しい感想をいただきました!
ありがとうございました!

今回のコラムでは
さらにマニアックなプレゼン接客術として
名刺情報をスムーズに獲得する方法をご紹介します。

プレゼン中は名刺情報を獲得しやすい!

人だかりができるプレゼンをしている最中は
名刺を大量に獲得できるチャンスタイム!

自然な流れで声をかけ
スムーズに名刺情報をいただけるよう
事前にブース内の接客を統一しておくと
プレゼン中に一気に名刺情報を獲得できます。

ただし、プレゼンをすれば
必ずしも来場者が集まるかというと
そうではありません。

プレゼンに来場者が立ちどまらない原因

私は2020年から展示会MCとして
3000回以上のプレゼンをしてきました。

来場者が立ちどまらないプレゼンには
いくつかのパターンがあります。

正面で宣伝しても来場者は立ちどまらない

プレゼンコーナーの正面で宣伝しても
来場者には立ちどまってもらえません。

正面まで歩いてきているということは
もう半分通り過ぎているからです。

プレゼンコーナーに立ちどまらせたいなら
最低でも3歩以上手前で宣伝しましょう。

宣伝が聞こえた後に
プレゼンコーナーが目に入る位置が理想です。

大声での宣伝は逆効果

「ただいまプレゼン中で~す!」と
大声で宣伝するのは逆効果!

せっかくプレゼンを聞いている人がいても
宣伝の声の方が耳に入ってしまい
うるさいから…とその場を離れやすくなります。

大声を出すよりも
「ただいまプレゼン中」と書いた
大きなパネルを持っている方が効果的です。

ひらすら台本を棒読みするプレゼン

手元にある台本ばかりを見て
ひたすら棒読みするプレゼンは
来場者にスルーされる可能性が高いです。

台本を見ながら話すのは良いです。

しかし、
書いてある言葉をただ読むのではなく
自分の言葉で話せるようにしておきましょう。

機械的で無機質な話し方でプレゼンをしても
来場者の心を掴むことはできません。

人間味を感じられる話し方でプレゼンすると
足をとめてもらいやすくなりますよ♪


株式会社シャベリーズでは
プレゼンター研修も行っています。
ご興味ある方はお気軽にご相談ください。


スムーズに名刺を獲得する方法

プレゼン中に名刺を獲得するためには
邪魔にならないスムーズに接客する必要があります。

私が実際に心がけているポイントを紹介するので
ぜひ試してみてくださいね♪

来場者がプレゼンに気づいてから声をかける

プレゼンに気づいていない来場者へ声をかけるより
気づいている来場者へ声をかける方が
圧倒的に名刺を獲得できます。

声をかけるのは
来場者がプレゼンに気づいてから
にしましょう。

声をかけるのは足が止まった瞬間!

来場者に声をかけるタイミングは
足が止まった瞬間がベストです。

プレゼンの声に気づいた来場者は
どこでプレゼンをしているのかと
気になって位置を探し始めます。

そして、
プレゼンコーナーを見つけると
歩いていた足がピタッと止まる!

この瞬間に声をかけるとベストです!

最もプレゼンに関心が湧いている
この瞬間を逃さないようにしましょう。

挨拶言葉は不要!即プレゼンの事を伝えて

来場者に声をかける際
「こんにちは」や「いらっしゃいませ」など
挨拶言葉は言わなくてOK!

「●●のプレゼンをやっています」と
いきなりプレゼンの内容を伝えてください。

プレゼン中の製品チラシを渡す

私は、プレゼン中の接客では
特別なノベルティは使いません。

ノベルティはプレゼン以外の時間に使います。

では、プレゼン中はどうしているかというと…

プレゼン中の製品のチラシを渡すのです。

「今この製品のプレゼンをやっています」

そう言いながらチラシを渡すと
多くの来場者が受け取ってくれます。

来場者は今やっているプレゼンに興味があります。

興味があるチラシは
受け取ってもらいやすくなるわけです。

チラシと交換で名刺情報をもらう

興味があるチラシは
来場者にとって「欲しい物」です。

欲しい物をあげるときが
名刺情報獲得のチャンス!

バーコードリーダーがある場合は
「胸元のバーコードを失礼します」と伝え
名刺情報をスキャンさせてもらいましょう。

バーコードリーダーが無い場合は
「お名刺1枚お願いします」と伝えましょう。

「お名刺1枚いただけますか?」と聞くと
Noと返される確率が高くなるため、
お願いしますと言い切る方がオススメです。

まとめ

展示会でプレゼンコーナーを設ける場合は
どうやって接客するかも決めておきましょう。

プレゼンを作ることばかりにこだわって
接客は考えてもいないブースがほとんどです。

プレゼンは
名刺情報を獲得できるチャンスタイム!

どう獲得するか?まで具体的に考えて
ブースのスタッフへも共有しておきましょう。

成果を出しやすくなりますのでお試しください!


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