こんにちは!
展示会専門接客トレーナーの丸山久美子です。
先日、東京ビッグサイトにて
ものづくりワールドが開催されました。
ついに!
僅かですがコロナ前の来場者数を超えましたね!
私も3日間現地で接客をしましたが
人!人!人!で大盛り上がり!
出展前にセミナーをさせていただいた企業様達へは
「恐らく来場者数は増えると思いますが、
舞い上がらず冷静に成果を出していきましょう!」
と伝えていたので正解だったと感じました。
来場者が増えてきた今だからこそ
押さえていただきたいポイントを
実際のものづくりワールドでの写真と共に
お伝えしていきたいと思います。
この記事の目次
来場者が多いからこそ対策が大切
来場者が増えるのは嬉しい事ですが
様々な対策をしなくては成果は出せません。
例えば
沢山の人がブースの前を行き来する事を前提に
ブース装飾や展示は出来ていますか?
具体的に紹介するので
御社のブースは対策できているか
チェックしてみてくださいね!
来場者が多いほどブース前は混雑する
個人的な見解ですが、
2023年~2024年は来場者が増えていくと思います。
展示会は復活したらしい!
そんなムードが漂って
益々足を運ぶ来場者は増えていく事でしょう。
当たり前の事ですが
人が増えれば会場は混みあいます。
つまり、あなたのブースの前も
混雑するというわけです。
来場者に見えなければ意味が無い!
混雑した通路から
あなたのブースは見えるでしょうか?
ブースの目の前を通過するわずか5秒程の間に
あなたのブースに気づいてもらえるでしょうか?
今回のものづくりワールドでは
多くのブースが混雑に埋もれ
見えなくなっていました。
いくら綺麗に頑張ってブースを装飾しても
来場者から見えなければ意味が無いのです。
通路から見えるか?が勝負の鍵
「来場者から見える」というのは
どういう事なのでしょうか?
それは、
通路から見えるかどうかという事です。
来場者は必ず通路を歩きます。
来場者は必ず通路からブースを見ます。
伝えたいキーワードや商品が
通路から見えるよう対策しましょう!
通路から見えるブースにするには?
来場者が歩く通路から見えるブースにするには
どんな対策をすれば良いのでしょうか?
適格な対策をするためには
来場者が見る位置を把握する事が重要です。
通路を歩く来場者が見る位置は
主に2つあります。
来場者が見る位置1:パラペット
ブースの上の方に社名などを掲げる部分を
パラペットといいます。
通路を歩く来場者の多くは
このパラペットを見ています。
来場者が見る位置2:展示台の前面
私が3,000回以上の展示会で
代行接客をして分かったのですが
来場者は展示台の前面部分も見ています。
ほとんどのブースが
展示台の前面部分は活用していません。
とてもモッタイナイと思います!
ぜひ活用してください。
通路から見えるブース展示例
今回のものづくりワールドへ出展した
浦安鐵鋼団地組合様の共同ブースを紹介します。
事前に出展社の皆さまへセミナーを実施し
通路から見える対策のコツをお伝えしたところ
とても上手に仕上げていらっしゃいました。
写真と共にご紹介していきますね!
実例1:東洋鋼鐵株式会社ブース
パラペットと展示台の前面を
とても上手に活用されています。
色やキーワードの内容も揃っていて
通路から見てとても分かりやすかったです!
実例2:芝浦シヤリング株式会社ブース
同じく上下を上手に活用されていて
通路からも見やすい展示をしていらっしゃいました。
特に、展示台の前面部分は
単語ごとに分けて貼っていたので
通路から見て1つ1つが際立って見えました!
実例3:株式会社中村機材ブース
今回の共同出展社の中で唯一
昨年からご縁があった中村機材様のブースです。
展示台から通路まで距離があったので
大きなサンプルを置くという対策をしていました。
素晴らしい点は、
ただサンプルを置くのではなく
来場者から見える位置に貼り紙をしている点です!
昨年から更にブラッシュアップされていて
多くの来場者が足をとめて見ていました!
まとめ
来場者が増えてきたからこそ
展示会で成果をあげるためには
より適切な対策をしていく必要があります。
その対策の1つがブースの見せ方です。
来場者から見える位置を上手に活用し
足をとめる工夫をしていきましょう!
今回ご紹介した各社のブースを参考に
ぜひ御社のブースでもお試しください!
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